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【株初心者必見】高配当株投資のリスク・心構え

資産運用

高配当株とはその名の通り、配当金が投資金に対して高い株です。

経済的に自由になるためには不労所得を増やす必要があります。

投資金に対する配当金が高ければ高いほど、少額の投資で不労所得を最大化できるのは事実なので、

高配当株への投資が人気なのも理解できます。

今日はその高配当株投資について書きます。

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高配当株投資の魅力

高配当株投資の魅力は何といっても投資金に対するリターン(配当)の高さです。

高配当株に投資することで不労所得を比較的多く得ることができますし、

資産のある方で投資金が多いとこの配当所得だけでも生活することができます。

またその高利回りは多くの人にとって魅力的なので、

買いたい圧力による株価下支えがあるのも魅力です。

一方で高配当株への投資には注意点もあります。

高配当株投資のリスク

高配当株銘柄が配当金を減らしたり、無くしたりすることを想像したことがありますか?

上記の魅力は高配当を維持している場合に限るので、

その維持がなくなると不労所得が減るだけでなく、

投資金の価値(株価)の暴落にもつながります。

高配当株投資の心構え

心構えとして高配当株投資は超長期戦(20年以上)と考えて投資するべきです。

一般的には業績の大きな成長が見込めない成熟した企業の方が高配当になります。

つまり、高配当企業では比較的値上がり益(キャピタルゲイン)が狙いにくいです。

もちろんタイミングや業績によって例外はありますが、

高成長銘柄ほど値上がり益は期待できません。

例えばオリックス<8591>の株価推移は長期でみてもヨコヨコです。

そのため高配当株投資は配当金(インカムゲイン)だけが収益源という心構えで臨むべきです。

例えば手取り配当利回り5%としても投資金回収に20年かかります。

手取り配当利回り4%とすると投資金回収に25年もかかります。

それだけ長期間持ち続ける気持ちと、

それだけ持ち続けることができる企業選定、購入価格が大事です。

その高配当を将来的に支払い続けることができるかどうか(業績や利益構造)の見極め、

さらに投資しようとしている価格が割高ではないか確認が必要です。

何度も言いますが高配当株投資は超長期戦です。

その長い期間でみると企業業績に関わらず株価が暴落するときは暴落します。

現在周りの銘柄と比較して高配当利回りと感じていても、

株価が全体的に低迷している局面では配当利回り5%程度の銘柄はたくさん出てきます。

2021年6月現在はどの銘柄も全体的に比較的高値の株価で推移していますので、

長期戦を考えると高配当株投資に今全額つぎ込むのはリスクが高いと思います。

余裕資金の一部で徐々に投資していくことや、

投資金が塩漬け状態になったとしても今後も安定したお金が別から得られる場合はいいかもしれませんが、

長期戦を見据えた場合、株価が下がり、より配当利回りが高くなるタイミングで仕込む方が良いと思います。

見かけ上高配当利回りになっている場合も

中には株価が下落して配当利回りが高く見える銘柄もあります。

その株価下落の原因が業績不振の場合、

今後減配が発表されるリスクもあります。

JT<2914>などはそうでした。

そうなると得ようとした額の不労所得も得られず、

さらに株価が下落して投資金も目減りすることになってしまいます。

やはりその高配当を支払い続けることができる企業かどうかの見極めが重要です。

まとめ

高配当株への投資は魅力的ですが、リスクもあることを頭に入れておきましょう。

また高配当株投資は値上がり益ではなく、配当金のみが収益という心構えで、

長期戦になることを理解しましょう。

そのうえで投資しようとしている銘柄が

  • 将来的に配当を支払い続けることができるか(業績や利益構造)
  • 割高ではないか、株価が下がる余地が大きくないか

の見極めが重要です。

一方で定期的に入ってくる配当金は嬉しいものですし、

資産運用のモチベーションにもつながります。

個人的には現在の資産額がまだ足りないので、成長株連続増配株が好みですが。

全額を今のタイミングで1つの高配当株銘柄に投資するような極端なことはせず、

適度に「長期戦」を楽しみましょう!

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