現在の僕の場合は、売却益（キャピタルゲイン）の方が大事だと考えています。
株投資において、配当金（インカムゲイン）と売却益（キャピタルゲイン）どちらも大事ですが、
その最適割合はその人のリスク許容度や資産額によるところが大きいです。
例えば投資にまわせる資産額の4%で生活できるかを考えてみるといいかもしれません。
4%というのは配当利回り5%の株に投資をした時の税引後のおおよその手取り利回りです。
つまり、生活費が年間400万円の方は投資にまわせる資産額が1億円、
生活費が年間800万円の方は投資にまわせる資産額が2億円必要な計算になります。
このように生活費は人それぞれなので、自分の生活費を把握することはとても大事です。
あくまで概算ですが、ざっくりの目安にはなります。
もし投資にまわせる資産額の4%で生活できる場合は、
配当金狙いの投資だけでもいいかもしれません。
でも僕の場合は投資にまわせる資産額が生活費に対して十分ではないので、
その4%では生活できません。
そのため、僕は売却益も期待した銘柄も選んでいます。
売却益が期待できる銘柄とは、業績の成長にともない株価が値上がりしていくことが期待できる銘柄です。
売却益で投資にまわせる資産額の増加を期待しているのです。
また売却益が期待できる銘柄は将来的な増配も期待でき、
長い目で見ると配当金も売却益も両方期待できるかもしれません。
もちろん4%の配当金の再投資を繰り返すことでも資産は増えていくので、
配当金のみを期待するのも1つの戦略だと思います。
ただし、その場合も元本が減らないことには注意が必要です。
元本が減らないこと、
そのためにも結局、業績がしっかりしている銘柄選びが重要だという点は同じです。
本当に経済的に自由になるためには、
不労所得である配当金（インカムゲイン）を増やさなければ達成できません。
でも長い目で見ると、今はまだ、
売却益（キャピタルゲイン）で投資にまわせる資産額を増やすことが大事だと感じています。
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