当ブログでは以下の例のような指標を用いて
企業の株価分析を行っております。
・配当利回り
・PER
・PBR
・時価総額
等について
それぞれの指標を解説します。
配当利回り
現在の株価に対する配当額の割合を示します。
税金を考慮しない場合、5%の配当利回りがあると
20年で株価分が配当金で回収できる計算です。
しかし、この5%に相当する配当額を維持できる体力(利益、業績)があることが前提です。
当然増配や減配によりその計算はずれるので、
継続的な配当額、業績の確認は必要ですが、
配当利回りはその時点での株価の割安度を評価する1つの指標ではあります。
PER
現在の株価に対する純利益/株の割合を示します。
業種、企業業績、金利など環境により適正PERはまちまちですが、
ざっくり10倍以下だと割安だと考えられます。
PBR
現在の株価に対する純資産/株の割合を示します。
こちらは1.0倍以下で割安だと考えられます。
時価総額
株価×発行済株式数で表されます。
同じような業務体系、業務規模であれば時価総額も同様になるはずですが、
同業種同規模の企業群で1企業だけが明らかに時価総額が低い場合は割安と考えられます。
業績あってこそ!
いかに割安に見えても要注意です。
当然割安にはそれなりの理由がある場合もあるからです。
割安と呼べるのは業績が好調であってこそです。
これらの指標だけでは判断せず、
業績のチェックは必須です。
コメント