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【22年3月株価分析】ブリッジインターナショナル<7039>売上2桁成長

銘柄分析

ブリッジインターナショナル<7039>は 2022年02月10日に2021年12月期本決算を発表しました。

同時に発表された今期2022年12月期業績予想、

さらに2022年03月18日更新の四季報により来期2023年12月期の予想もなされています。

今回はその最新情報に基づきブリッジインターナショナルについてまとめました。

【2022年03月28日時点】

・総合点:50/100点

・中長期業績:12/20点

・今期業績:10/20点

・株主還元:0/20点

・財務健全性:16/20点

・割安度(株価):12/20点

このページは表やグラフを使用しております。

モバイル端末をご利用の方は画面を横にしてご覧いただければ

表やグラフが見やすいと思います。

よろしくお願いします。

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企業概要

ブリッジインターナショナル<7039>は電話やメールで行う非対面型営業(インサイドセールス)で法人営業を支援するサービスを展開する企業です。

主要取引先には日本マイクロソフトが挙げられます。

インサイドセールス大手の米N3社と業務提携もしています。

新しい営業モデルの設計などを手掛ける「インサイドセールスコンサルティングサービス」、

実行プロセスも一部請け負う「インサイドセールスアウトソーシングサービス」、

AIを活用した営業支援ツールなどを自社開発してクライアントへ提供する「システムソリューションサービス」を提供しています。

グループとして企業の営業 DX推進に必要なスキル育成を支援する研修事業も開始しています。

中長期業績(2017年12月期~2023年12月期):12/20点

良い点
  • 売上の2桁成長が予想されている。
  • 営業キャッシュフローマージンも高くなってきている。
注意すべき点
  • 2022年12月期は純利益が減益予想となっている。

業績評価指標について

1つのグラフで分かりやすいように以下6項目をまとめています。

どれも増加傾向にあると嬉しい数字です。

  • 1株当たり売上高÷10の値(÷10はグラフを見やすくするため)
  • 1株当たり純利益(のれん償却費や一時的な損益等も加える)
  • 1株当たり真の純利益(のれん償却費や一時的な損益等は加えない=継続的な企業力)
  • 1株当たり営業キャッシュフロー
  • 営業キャッシュフローマージン
  • 1株当たり配当金

枠外の配当性向は利益のうち何%を配当(株主還元)にあてているかを表します。

配当性向は高ければ高いほどいいというものではありません。

業績に関する各種評価指標について詳細はこちらをご参照ください。

今期業績(2022年12月期):10/20点

2022年12月期はまだ第1四半期決算も発表されていません。

通期の予想だけがされています。

通期の予想は控え目な印象を受けますが、

それでも純利益の減益予想はマイナス評価です。

2021年12月期同様上方修正もありえますが、

現時点では会社予想をそのまま受け止めます。

減益を予想している一方で売上は2桁成長する予定です。

ちなみに上方修正はこんな時に発表されます

株主還元:0/20点

配当

配当はありません。

株主優待

株主優待はありません。

財務健全性:16/20点

投資する上で企業の財務健全性は非常に重要です。

財務健全性は自己資本比率、短期の資金繰りを確認します。

短期の資金繰りは流動資産と営業キャッシュフローで流動負債を支払えるかを確認しています。

自己資本比率も高く、短期の資金繰りも全く問題なさそうです。

割安度(株価):12/20点

2022年03月28日時点の株価情報がこちらです。

日経平均よりも高パフォーマンスで、代表的な指数である米S&P500指数と比較してここ5年の株価推移を示しています。

2018年10月の上場のため5年間の株価データはありませんが、

上場初値よりも低い株価で推移しています。

ここ5年の株価推移はS&P500指数より悪いです。

しかし、業績推移と予想PERから見て現在の株価は高くはないことが分かります。

現在の株価水準は短期的に見ると安くはないですが、

長期で見ると高くないと思います。

業績成長が続くのなら、上がり下がりはありながら株価は上昇していくと思われます。

時価総額は69億円となっています。

割安度評価指標について

割安度に関する各種評価指標について詳細はこちらをご参照ください。

まとめ

通期業績は売上が2桁成長、利益が減益を見込んでいます。

配当や優待はありません。

財務的にも健全です。

株価は上場初値よりも低い株価で推移しています。

予想通りもしくはそれ以上の成長を続けていけるか見極めていく必要がありますが、

現在の株価水準は高くないです。

その他参考銘柄として、

売上・利益ともに成長が予想されているクリーク・アンド・リバー社や、

安定した株主還元が期待できるオリックスがあります。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

僕なりの目線で銘柄調べをしてみましたがいかがでしたでしょうか?

僕が興味を持って調べているだけで推奨というわけではないので、

そのあたりはご了承いただければと思います。

銘柄選定の基準は人それぞれです。

今後も気になった銘柄を僕目線で調べていこうと思います。

客観的に、良い点だけでなく注意点、悪い点も書くので、

あくまで一意見として何かの参考になれば嬉しいです。

またよろしくお願いします。

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